同人誌 随筆春秋代表
近藤 健



近藤 健(こんどう けん、1960年1月15日- )は、日本のエッセイスト。筆名は、「近藤 健」と書いてこんけんどうと読ませる。2000年、40歳を迎え、サラリーマン生活の傍らエッセーの創作活動に入る。2003年の第8回随筆春秋賞優秀賞を皮切りに、2004年には第10回小諸・藤村文学賞優秀賞を、2009年には第4回文芸思潮エッセイ賞優秀賞を受賞する。一方、2005年から2011年にかけて、日本エッセイスト・クラブ編『ベスト・エッセイ集』(文藝春秋刊)に、近藤 健のエッセー5作品が次々と選出・収録される。2013年には執筆に8年を要した大作『肥後藩参百石 米良家 ―堀部弥兵衛の介錯人米良市右衛門とその族譜―』(花乱社刊・共著)を上梓する。一下級士族である先祖(母方)を14代まで遡った本格的な歴史書である。

目次

  1. 略歴
  2. 主な文筆歴
  3. 主な受賞歴
  4. 主な媒体露出歴
  5. 主な著作・著書
  6. 主な新聞記事
  7. ベスト・エッセイ集 掲載作品
  8. 室蘭民報 掲載作品
  9. 随筆春秋 掲載作品
  10. 出版書籍の校閲・あとがき
  11. 家族関係
  12. 師弟関係
  13. 関連項目
  14. 外部リンク

略歴

1960年1月15日、北海道の襟裳岬にほど近い様似町に生まれる。父は、地元の漁業協同組合に勤めるサラリーマンで、母の実家は、当時様似に一軒しかなかった銭湯だった。中学までをその様似で過ごし、高校で単身札幌に出る。

1975年4月、ミッション系の進学校、札幌光星高校に入学。高校では学生寮に入寮し、卒業までを過ごす。1年の浪人を経て、1979年4月、京都市にある龍谷大学法学部法律学科に入学。大学ではESS(English Speaking Society)に加わり、京都全大学ESS連盟の役員を兼務したことにより、関西一円の各大学を訪ね歩く。そんな青春を過ごした京都は、近藤にとっては特別な場所となっている。

1983年3月、大学を卒業し、4月には北日本石油株式会社東京支店に入社する。会社は、石油製品の販売会社で、東京以北、東北・北海道を中心に拠点展開している。1989年1月、29歳の年、自ら凶悪犯人現行犯逮捕により、警視総監賞を受賞する。このときのことは、近藤のエッセー「警視総監賞」に描かれている。1996年5月には、日本エディタースクールにて通信教育課程「校正コース」を終了。

また、2000年、40歳を機にエッセーを書き始める。妻の病と対峙して、共倒れの危機感を覚え、エッセーをつづることで命脈を得た、と近藤の作品には書かれている。2010年4月、精神疾患を抱えた妻が、近藤のもとを去り離婚。妻との間に一女。

2012年には、52歳で宅地建物取引士の資格を取得。その後、北海道で暮らす母や妹の体調が思わしくないこともあり、住み慣れた東京から離れる。室蘭市を経て、2013年3月には札幌市に転居。2020年1月、北日本石油株式会社を60歳で定年退職し、グループ会社の北日本燃料株式会社へ転籍し、現在に至る。札幌在住。


主な文筆歴

2003年5月、「祝電」で第8回随筆春秋賞を受賞。それを契機に同年より同人誌 随筆春秋の会員となる。主催者の斎藤信也(元朝日新聞記者 東京大学卒)からエッセーの添削指導を受ける。その数は、およそ40作品に及ぶ。

2005年より直木賞作家 佐藤愛子から直接の指導を受けるようになる。2007年からの3年間は、随筆春秋賞の予備選考委員を務める。

自らの転勤願により北海道の室蘭市への転勤が決まり、2012年4月には室蘭文芸協会会員となる。2014年5月からは、同人誌 随筆春秋の会員を対象にエッセ―の添削指導を開始。2019年4月には、事務局長の池田元と共に、同人誌 随筆春秋の共同代表となる。同年12月には、同人誌 随筆春秋が一般社団法人となったことに伴い、池田元が一般社団法人随筆春秋の代表理事に就任し、近藤 健が理事 兼 同人誌 随筆春秋代表、添削講師となる。

遡って2000年6月には、勤務する北日本石油株式会社のホームページに筆名 小山次男で「Coffee Break Essay」の執筆を開始していた。以降、2019年12月までの19年半にわたり272点の作品を掲載する。アクセス数は、月間15,000(うち海外からは延べ140ヵ国、月間200)。2014年 1月には「こんけんどうのエッセイ-Coffee Break別邸-」を開設。発表作品総数 284点(2021年7月1日現在)。

2021年9月には、「こんけんどうのエッセイ Coffee Break Essay ~essence of essay~」と別邸をはずし、原題に回帰する。


主な受賞歴

  • 2003年 「祝電」で第8回随筆春秋賞優秀賞
  • 2004年 「昆布干しの夏」で第10回小諸・藤村文学賞優秀賞
  • 2007年 「三億円のおひたし」で第2回文芸思潮エッセイ賞奨励賞
  • 2008年 「牛乳瓶の音」で第3回文芸思潮エッセイ賞入選
  • 2009年 「妻の生還」で第4回文芸思潮 エッセイ賞優秀賞
  • 2010年 「G」で「第5回文芸思潮エッセイ賞奨励賞
  • 2011年 「二艘の小舟」で第6回文芸思潮エッセイ賞奨励賞
  • 2014年 「雪の匂い」で平成26年度札幌市民芸術祭 『さっぽろ市民文芸第31号』 随筆部門優秀賞

主な媒体露出歴

  • 2006年 「昆布干しの夏」産経新聞の書評欄で、日本エッセイスト・クラブ編(文藝春秋刊)『06年版ベスト・エッセイ集 カマキリの雪予想』が取り上げられた際に、評価される。
  • 2007年 「昆布干しの夏」日高朗読会「あ・うん」主宰の朗読会で読まれる。(於 北海道新冠町レ・コード館)
  • 2007年 「昆布干しの夏」日高朗読会「あ・うん」主宰の朗読会で読まれる。(於 北海道新ひだか町ピュアプラザ)
  • 2008年 「ボクがそこにいたわけ」『文芸思潮23号 -追悼河林満-』に収録される。
  • 2013年 『肥後藩参百石 米良家』公益社団法人日本図書館協会の第2867回選定図書に選出される。(大学一般、専門家、成人一般向)
  • 2013年 『肥後藩参百石 米良家』熊本日日新聞の書評欄で取り上げられる。(大阪大学名誉教授猪飼隆明氏)
  • 2016年 「風船の女の子」が日能研全国公開模試の難関中学受験用試験問題に採用される。
  • 2020年 「増穂の小貝」、朗読グループ枇杷の会(石川県・志賀町)設立10周年記念「朗読で彩る郷土文学 on You Tube」にて朗読配信される。

主な著作・著書

  • 「警視総監賞」『2005年版ベスト・エッセイ集 片手の音』(2005年8月 文藝春秋刊) に収録
  • 「昆布干しの夏」『2006年版ベスト・エッセイ集 カマキリの雪予想』(2006年8月 文藝春秋刊)に収録
  • 「介錯人の末裔」『2008年版ベスト・エッセイ集 美女という災難』(2008年8月 文藝春秋刊)に収録
  • 「増穂の小貝」 『2009年版ベスト・エッセイ集 死ぬのによい日だ』(2009年8月 文藝春秋刊)に収録
  • 「風船の女の子」 『2011年版ベスト・エッセイ集  人間はすごいな』(2011年8月 文藝春秋刊)に収録
  • 『肥後藩参百石 米良家 ―堀部弥兵衛の介錯人米良市右衛門とその族譜―』(2013年6月 花乱社刊)
  • 『祝電』~こんけんどうエッセイ集 第1集~(2021年11月 随筆春秋刊)
  • 詳しくはCLICK!  

主な新聞記事

  • 熊本日日新聞「肥後藩参百石 米良家」<近藤 健、佐藤 誠著>史料を駆使 ルーツ解き明かす(2013年9月15日)
  • 赤穂民報 義士介錯の武士末孫が波瀾万丈の一族譜『肥後藩参百石 米良家』(2013年5月25日)
  • 北海道新聞 赤穂浪士を介錯 / 波乱に生きた一族400年史<札幌の近藤健さん出版>作業8年「先祖の思い後世へ」(2013年5月13日)
  • 室蘭民報<近藤さん珠玉の1編>エッセー集の文庫本「死ぬのによい日だ」プロと並び掲載(2012年10月22日)
  • 室蘭民報 ふれあい地域 回覧板<近藤 健さんのエッセー>(2012年1月19日)
  • 室蘭民報 槍の特別公開に尽力 間新六が討ち入りで使用<槍公開に近藤さん仲介>(2011年12月31日)
  • 室蘭民報<近藤 健さんの作品収録>文春文庫「08年度版ベスト・エッセイ集」介錯人の末裔(2011年11月5日)
  • 北海道新聞<室蘭の近藤さん エッセー5度目の掲載>文芸春秋ベスト集 著名作家と肩並べ(2011年10月4日)
  • 室蘭民報<近藤さん5度目の選出>ベスト・エッセイ集 最後の発刊「残念」(2011年8月20日)
  • 北海道新聞 随筆集に作品収録<様似出身近藤さん>09年度版で4回目に(2009年9月10日)
  • 産経新聞 読書Monday<カマキリの雪予想>日本エッセイスト・クラブ編(2006年9月18日)
  • 北海道新聞<様似出身 東京の近藤さん作品>「エッセイ集」2年連続収録 有名作家と並んで掲載 故郷の昆布干し回想(2006年9月2日)
  • 北海道新聞 小池真理子 堺屋太一も名を連ねた最高の栄誉『エッセイ集』収録作品に<近藤さん作品「警視総監賞」>(2005年9月15日)
  • 日高報知新聞「祝電」が随筆春秋賞<様似町出身の近藤 健さん>(2003年4月18日)
  • 詳しくはCLICK!

ベスト・エッセイ集 掲載作品

(ベスト・エッセイ集は、日本エッセイスト・クラブ編 文藝春秋刊)


室蘭民報 掲載作品

(室蘭民報は、北海道室蘭市に本社を置く日刊新聞)


随筆春秋 掲載作品


出版書籍の校閲・あとがき






近藤 健のエッセ―「昆布干しの夏」の、様似町の実際の昆布干しの様子(左)と町の位置(右)。

JR日高本線(地図中)は、2021年春、苫小牧―鵡川の30.5 kmを残し廃線となった。

日高本線は、近藤 健の人生とも、その節目ゝで、深くかかわっている。



近藤 健は、同人誌 随筆春秋の代表を務めています。

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新聞記事や写真など

(含む媒体露出歴)